WiMAXを快適に使いこなしたい

一つの通信機器で2つを併用可能にするシステム

楽しいネットライフWiMAXの比較をしている人の中には、接続制限や解約時の違約金の金額、
月額料金やお得なキャンペーンなどを中心に各項目を確認されている人も多いでしょうし、
中にはWiMAXの仕様などにも着目されている人も多いのではないでしょうか。

ネットのキャンペーン

仕様の中には専門的な用語が登場することが多いのですが、その用語の一つに「IPvX」と呼ぶものがあります。
「X」の部分には4や6などの数字が入るのですが、「iPvX」とはIPアドレスを32ビットもしくは128ビット、
いずれかのビット数のデータとして表現しているものです。

ちなみに、IPアドレスはインターネットプロトコルアドレスを意味する用語で、ネット接続している
通信機器(パソコンなど)同士がデータのやり取りをする際にデータ通信の方法を定めている規約でいわゆる識別になるものです。

WiMAXにはIPv4/IPv6デュアルスタックと呼ばれるものがあるのですが、これは2つの「iPvX」を併用可能にするシステムを意味します。
また、IEEE802.16eは、移動体通信向けの無線企画の一つで米国電気電子学会で標準化が行われた
高速モバイルデータ通信の規格であり、通称モバイルWiMAXといいます。

標準的に利用されている規格

WiMAXの仕様の中でIPv4は、IPの第4版を意味する規格でIPアドレスを32ビットのデータで表現を行っています。
アドレスの総数は2の32乗個に相当するもので、最大約43憶のコンピューターをネットに直接接続することができます。

これに対し、IPv6はIPの第6版でIPアドレスを128ビットのデータで表現します。
このアドレス総数は3.4×10の38乗個に相当するものになるので、事実上無限ともいえる膨大な数になります。動画を観る

WiMAXなど、携帯事業者が提供しているインターネット接続サービスではIPv6が標準的に利用されるようになっている関係から、
コンテンツを供給するサーバー側もiPv4だけでなく進化させることが求められているわけです。

ちなみに、グーグルのユーチューブやGメール、フェイスブックなどは既に対応済になっていることからも、
WiMAXも対応しているものを利用したいなど考えるケースが多いでしょうし、両者を対応可能にしている
IPv4/IPv6デュアルスタックなどにも注目が集まっています。

また、注目が集まる理由の中にはIPv4と比べるとセキュリティが強化されている点が挙げられます。